風邪にはうどん
うどん - 2013年10月27日 (日)

落語に「うどん屋」というのがある。
寒い冬の夜にうどん屋の屋台が独特の口上で街を流す。
冷やかしに来る客もいれば、赤ん坊が目を覚ますからと怒られたり。
今のようなテレビもコンビニもなかった時代の夜の街の描写を噺家たちは実にうまく表現するのには感心させられる。
そんな中、小声でうどん屋を呼ぶ声が。
「うどんを一杯くれ」
うどん屋も調子を合わせ、「へい、お待ち」と小声でうどんを客に差しだす。
そこで客の言ったセリフがサゲになる。「うどん屋、おまえも風邪引いてるのか?」
昔から、風邪をひいたときはうどんを食べることが多い。
温かいうどんは体を温め、喉越しがいいから食欲のない時も食べやすい。
今朝、久しぶりにうどんを打った。
週末のわが家は私以外が風邪を引いてダウンしている。
うどんが効いてくれるといいが。
