医食同源
そば - 2005年06月10日 (金)
暑くなってきました。この季節,冷たい蕎麦が食べたくなりますね。(^^
そばには他の食べ物に比べて,ルチンという栄養素が多く含まれています。ルチンはビタミンPともいわれ,ビタミンCの吸収を助け,肌の老化を防ぐとともに,毛細血管を強くし,脳溢血を予防する働きがあります。そのルチンですが,そば粉1gには2mgが含まれています。
1日に50mgのルチンをとると脳溢血を予防できると言われています。もり蕎麦1人前(約200g)で使われるそば粉は二八そばの場合約80gですので,もり蕎麦1人前には160mgのルチンが含まれていることになりますね。1日1枚のもり蕎麦をたべれば,十分な量といえるでしょう。
医食同源という言葉もあるように,体にいいものを食べ物からとる事。これが自然であり,体にやさしいということといえますが,なおかつおいしく食べることができれば申し分ありません。そばはまさにそんなすばらしい食べ物ですね。