包丁下は・・・
そば - 2005年08月13日 (土)
そばは「三たて」とよく言われます。「挽きたて、打ちたて、湯がきたて」が一番おいしいという意味です。
ところがこういう格言もあります。「包丁下は煮てはいけない」。
「包丁下」とは「包丁で切ったすぐ後」という意味で、麺帯にはまだ打ったときの空気が含まれています。これを煮るとそばがすぐに浮いてしまい、うまく茹でることができません。
以前「そばとおなら」のところでも触れましたが、そばを切った後、2時間ぐらい生舟などにおいておくほうが空気が抜けてそばもすぐには浮いてこず、そばは熱湯の中でうまく循環し、うまく茹でることができるというわけです。
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花丸紋そば猪口
乳白色の滑らかな磁器の上に可憐な花紋が浮かんでいる。
これでそばをすすれば、粋ですよね。