茶そばは難しい
そば - 2005年11月20日 (日)
京都、奈良などの観光地では茶そばを扱っているお店がたくさんありますね。でも残念ながら、おいしい茶そばを出しているお店に私は出会ったことがありません。
茶そばなのにお茶の香りがしない。そばというより緑色のそうめんといった茶そばばかり。おいしいお店もあるとはおもいますが、そういったものが茶そばと思っている人は少なくないでしょう。
茶そばは更科粉がベースです。熱湯で湯練をし、冷めてきたらそこへ抹茶を入れる。でないとお茶の香りが飛んじゃいます(^^;。また、抹茶も粉ですので水分を吸収しやすい。よって、そのことを加味した水加減が必要です。練りの時はひび割れないように注意し、のしでは生地が割れないように「大胆、かつ繊細」にのす事が必要です。
茹で上がったそばは鮮やかな緑色。口に含めばお茶の香りが鼻にすーっと抜けていきます。そして更科そば特有の強いコシ。そば本来の味や香りはありませんが、これもまた素晴らしくおいしいですね。
しかし、蕎麦屋さんからしたら、お客さんから茶そばを多く注文されると大変でしょうね。(それをサラリと作ってしまうのがプロかも知れません)
他と比べて値段が高いのも仕方ないかなぁ。ホント茶そばを打つのは大変でした(^^;。
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