謹賀新年2012
未分類 - 2012年01月02日 (月)
今年の干支は「辰」。
本来は「しん」と読んでいたものを、庶民に干支を浸透すべく「竜(龍)」の字をあてたらしい。
現代でいえば、「ゆるキャラ」のようなものだろう。
「竜」は実在する動物ではないが、東洋、西洋を問わず広く知られているキャラクターである。
西洋では悪魔的な存在なのに対して、東洋では「神の使い」、「化身(けしん)」という神秘的な存在となっている。
そういえば、竜はなぜ水晶玉のようなものを持っているのか。
おそらくは神通力をもつありがたいものなのだろう。まさに「ドラゴンボール」だ。
「登竜門」という言葉がある。
その昔、中国は黄河上流の滝(竜門)を登りきった鯉は竜になるという言い伝えがあったことから、物事を成し遂げるための難関という意味を持つ。「後漢書」
大学入試センター試験まで2週間を切った。
受験生たちにとって、まさに登竜門といえよう。
登りきって竜になってくれることを期待したい。