チャリコそうめん(手打ちじゃないけど)
そば・うどん - 2006年08月14日 (月)
子どもたちが家の前でプール遊びをしていると、近所の方から小鯛をいただきました。
今日の昼ごはんは、これを使った料理。本来はそのままを塩焼きにするサイズでしたが、子どもたちが骨を立てないように、三枚におろすことにしました。
まずは切れ止んでいた包丁を研ぐことから。新聞紙がたてにスパッと切れる状態が研ぎ終わりです。
関西では真鯛の小さいのを「チャリコ」といいます。「チャリコ」は「チャリンコ」が縮まったもので、「子ども」の意があるそうです。漫画「じゃリン子チエ」の「じゃリン子」もここから来たのでしょうね。あと「チャリンコ」といえば、関西では自転車のことをいいますね。これとは関係があるのでしょうか。「原チャリ」、「ママチャリ」という言葉もあります。
小さい魚をさばくのは結構大変です。
切り身は皮が縮んで反り返ってきたら、焼き上がりのサインです。中火でカリッと焼きました。
アラは先に熱湯をかけて臭みを取り、鍋に入れます。塩、醤油、酒、みりんで味をつけ、仕上げにしょうがの絞り汁を少量加え冷水で冷まします。今回は冷たいそうめんにするので濃い目の味付けにしました。
そうめんをゆで、冷水で洗いしめます。丼に適量を盛り付け、冷たいつゆをはり、そこへ鯛の切り身、水でさらした玉ねぎ、青ねぎをのせればできあがり。
チャリコを食べながらそうめんをすする・・・。お昼には少し贅沢なそうめんでした。