たぬきよりもきざみ
そば - 2006年10月01日 (日)
一般にかけうどん、そばに甘辛く炊いたお揚げをのせた物を「きつね」、揚げ玉(天かす?)をのせた物を「たぬき」といいます。
大阪では甘辛く炊いたお揚げをかけうどんにのせた物を「きつね」、かけそばにのせた物を「たぬき」といいます。
だから大阪では「きつねそば」や「たぬきうどん」は存在しません。「きつね」といえばうどん。「たぬき」といえばそばなんです。京都は刻んだ揚げをうどん、そばにのせて、あん仕立てのつゆをかけたものを「たぬき」といいます。同じ関西でも微妙に違いますね。
今朝は「きざみそば」。味付けしない揚げを細く刻んで、かけそばの上にのせただけのシンプルなものです。私はこの、揚げが甘くなく豆腐の香りがする、「きざみ」のほうが好きです。ちなみに「きざみ」はうどんもあります。
今日は午後から退院する母を車で迎えに行きます。胃全摘の手術から約1ヶ月。思ったほど痩せていない母の姿に私のほうが勇気付けられます。