挽きぐるみはやっぱりうまい
そば - 2006年11月05日 (日)
この日曜日も朝から蕎麦打ちです。
今日の粉は荒挽きの「挽きぐるみ」。篩にかけず、蕎麦の実のすべての部分が粉になっています。いわば蕎麦の全粒粉ですね。
蕎麦粉800gにつなぎ粉200g。加水量は700g弱。この粉の場合は少し水を多めにしたほうがあとあと生地が割れにくいです。
今日は特にうまく水回しができました。まとまりがよく、きれいな玉ができました。
のしはいつもより細かく小刻みに麺棒を動かします。生地を棒で前にのさず、下にのすような感覚が大切です。
きれいに畳めるとほっとします。
うまく水回しができた時はのしも大概うまくいきます。太さ1.2mmで切りました。
朝日を浴びた挽きぐるみ蕎麦。
中が半透明で、その中に蕎麦の実のかけらがきらきらと光ります。
美しいそばですね。食べるのがもったいないくらいです。
とはいえ、やはり食欲には勝てず、ペロリ2人前を平らげました。
はじめは塩を振りかけて蕎麦の香り、甘みを楽しみ、次につゆとの絡みを楽しむ。
大地の恵みにごちそうさまです。(^^