思いを込めて打つ
そば - 2007年09月17日 (月)
母には、一度大晦日に年越し蕎麦を馳走したことがありましたが、あまりいい反応ではありませんでした。うまい、まずいよりも、そんな面倒なことをしなくてもよいという言葉が返ってきてがっかりしたのを思い出しました。
今回の粉は信濃屋そば製粉所の 「白菊」と「特選」を1:1でブレンド。蕎麦粉8、つなぎ2のあわせて1kgを打ちました。
挽きぐるみと違い、粉の粒が揃っているので、捏ねていくと見事なつやが出てきます。のしていても割れたり、切れたりする心配もないので気持ちよくのしていけました。
加水がちょっと少なかったですが、切れることなく細い蕎麦ができました。
母は人の世話は迷惑なほど焼くくせに、人の世話になるのが嫌いな人でした。
仏前に供えても、また叱られそうです。